SQL Server 統計の非同期的自動更新
SQL Server 2005/2008 では、統計情報を非同期で更新することが出来ます。 SQL Server Management Studio から設定する場合、データベースのオプションを開き、「統計の非同期的自動更新」を True にします。 SQL から設定する場合、 AUTO_UPDATE_STATISTICS_ASYNC を指定してください。
メリット・デメリットは以下の通りです。ただし、環境によって結果は変わるため、それぞれでテストすることをおすすめします。
- 非同期自動更新のメリット
- オンライン系のシステム (OLTP) と相性がいい
- 統計を同期的に更新しないため、タイムアウトが発生する確率が減る
- 非同期自動更新のデメリット
- データウェアハウスなど大規模データをバッチで回すような場合に性能が劣化する
- シングルユーザモードの利用が出来なくなる
SQL Server 2008 自習書シリーズも非常に参考になるのでおすすめです。