Visual Studio でデバッグ用シンボルを設定する方法
シンボルファイル (.pdb) は、デバッグをする上で役立ちます。ここでは、コールスタックに Windows システム DLL (API) の情報を表示できるようにするため、 Microsoft のシンボルサーバを設定する方法について説明します。シンボルサーバを設定するには、以下のようにします。
- Visual Studio 2005 を起動
- メニューから「ツール」-「オプション」
- オプションダイアログのツリービューで「デバッグ」-「シンボル」
- 「シンボル ファイル (.pdb) の場所」欄に「http://msdl.microsoft.com/download/symbols」を追加
- 「シンボル サーバーからシンボルをキャッシュするディレクトリ」に任意のフォルダを設定
以上の設定を行った後にデバッグ実行すると、呼び出し履歴に API 名称などが表示されるようになります。なお、シンボルサーバの設定を行うと、デバッグ実行に時間がかかるようになる場合があります。普段使用する場合は、設定を無効にしたり、オプション「シンボルが手動で読み込まれるときのみ上記の場所を探す」を有効にしたりするのがいいかもしれません。