ASP.NET 2.0 クイックスタートの日本語版インストール方法

ASP.NET QuickStart Tutorial は、 ASP.NET 2.0 (+ Web Services) で開発を行う上で重要な情報源ですが、英語版なのが少し残念です。でも実は、日本語版が提供されているのをご存じでしょうか。なかなか気づきにくいのですが、セットアップすると便利なのでご紹介します。

.NET Framework SDK をインストールしてある場合、スタートメニューから「Microsoft .NET Framework SDK v2.0」-「クイック スタート チュートリアル」とたどることでインストールの説明にたどり着きます。メニューがない場合は、 Microsoft .NET Framework 2.0 SDK 日本語版 (x86) をダウンロードしてサンプルもインストールしてください。

サンプルコードの実行 (デモ) が不要で、日本語の説明とソースコードのみを参照したい場合、「C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\SDK\v2.0\QuickStart」内のファイルを IISVisual Studio で開けるようにするだけで参照できるようになります。

ここではちょっと珍しい(?) Visual Studio での参照方法を説明します。 IIS での設定は、一般的な方法で可能なので省略します。

Visual Studio が起動したら「ファイル」-「開く」-「Web サイト」とたどり、ダイアログで「C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\SDK\v2.0\QuickStart」を指定してください。後は、 F5 キーなどで実行すれば開くことができます。 IIS を常駐させたくない場合や、ちょっと中身を確認したい場合などに便利かもしれません。

Microsoft もせっかく作った日本語版なのだから、 Web から自由にアクセスできるように公開してくれてもいいのに……。